【ゆるく語る】野球YouTuber向は野球界のヒカキンになって欲しい
いつものように野球YouTuber達のチャンネルを徘徊しているときにこんな動画を見た。
よくある
"無期限活動中止"、"動画投稿頻度を下げる"、"引退" 等の内容かと思って見てみると
心動かされ熱いものを感じ応援したくなる内容だったので記事にした。
野球YouTuber向とは
まずこの人誰なのよ?って話だが野球YouTuber向さんについて軽く紹介する
佐賀生まれ福岡育ち!
小、中、高と主将を務め、高校通算15本塁打MAX143kmでしたがイップス発症。現在克服中‼︎
僕は軟式野球で食べていく日本一野球が上手い芸人、野球界のスターになる!
野球劇団【向ヶ丘学園】草野球チーム【ムコウズ】YouTube番組【#部活ONE】レギュラーMC!野球イベントでマイク持たせたら自称日本一
僕は軟式野球だけで食っていく! NPBに所属しなくても生活できるプロ野球選手「MUKO」として頑張ります。
目標は「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」のリアル野球盤コーナーに野球Youtuberとして出ること。 そこが僕にとっての甲子園です
ざっとこんな感じ。
よくわかんねぇな?
って思う人多分いると思うので僕が見てて受けた個人的な印象で紹介する。
ちょっとDisっぽいところもありますが向さんごめんなさい。
他の有名どころ野球YouTuberの人たちより技術的な部分や動画構成、編集、規模は劣っているが、
小中学生を対象にした軟式野球をより良くしていこう!もっと盛り上げよう!
としていて、野球を心から楽しんでできるように精神的、身体的、経済的にサポートして行こうとする姿は他の野球YouTuber達よりはるかに勝っていてちびっ子やその保護者には絶大の支持を誇っている。
登録者数こそまだこれからだが、野球YouTuber界のヒカキン
とこんな感じの印象を僕個人は受けています。
そんな野球YouTuber界のヒカキンこと向さんが今回挙げた動画はさらにちびっ子、保護者にガン刺さりする内容だった。
動画内容
内容としてはこうだ
生い立ちや置かれている環境下を理由に将来のモチベーションが下がっている少年たちをスポーツを通じて元気になってほしい。
そしてそこで育った子たちはまた同じような状況下に置かれている子供たちを元気づける、救い上げて行ってほしい
そんな環境を作るためにNPO法人として活動していきます。
という内容だった。
この動画だけを見ていると
あ、そう頑張ってねぇ~
くらいの感じになるが、僕が記事にしたのは向さんの今までの活動内容の目的がようやく理解したから、点と点が線につながったから記事にしたのだ。
どういうことか?
僕が疑問に思っていた「ムコウズ」、「ムコウチルドレン」の存在意義がわかり今回の活動(NPO法人の立ち上げ)に納得したのである。
ムコウズ
ムコウズという向さんが発足させた草野球チーム。
現在、東京を拠点とし、大阪、神奈川、群馬に支部があり、部員は5〜55歳までの約110名が在籍。月1で紅白戦や対外試合を行い、大人は子どもに経験を伝え、子どもは全力プレーで大人に刺激を与えている
ムコウチルドレン
向さんの動画を通して、出演したい!出演させたい!とちびっ子本人、その保護者からお話があってムコウチルドレンという肩書きを背負い動画出演しているキッズたち。
ずっと気になっているこのキッズ達はなんなのか!?
上の動画で詳細を語っています。
見るのめんどくさいよって方に簡単に
向さんの動画を見て僕も、私も動画に出たい!といって出演した子は元々引っ込み思案だったりで周りの視線を気にして思うように試合で結果がでない子が多かったが、
動画に出演してからは明るくなり、試合でも結果を残せるようになったそうだ。
なので保護者から絶大な支持を集めている。
そうここまでこの記事を読んで、本人の動画を見て分かったと思うが子供たちへの配慮がヒカキン並なのだ。
この配慮はもしかしてチャンネルを伸ばすためにやっている動画用のキャラかもしれない。
人間が未熟な僕は最初そう思ってしまった。
向さんごめんなさい。
これを見て向さんが子供たちに慕われる理由、保護者に支持される理由がわかったのだ。
ちびっ子、保護者に支持されている理由
多分これじゃないかと僕は思う。
僕はこれとさっきのムコウチルドレンの出演理由動画を見て間違いなくここに
野球YouTuber向という人間が支持されているすべてが詰まっていると感じた。
内容
1年前に投球障害のイップスを発症
返球すらままならない。
公式戦にスタメンマスクで出場するが返球ミスを繰り返し、三塁ランナーがいる状況で返球ミスをしてしまいそれが原因で1点を取られて打席が回ってくることもなくこれが原因でメンバーチェンジされてしまった。
動画本編にも「笑ってはいるがすごくへこんだ」というような内容がある。
試合終了後に相手キャッチャーの子にインタビューをしてイップスを打ち明ける。
相手キャッチャーの子はなんと向さんのフォロワーだったようだ。
向さんの3バウンド送球にも「ラインはよかった」等フォローをいれて励ましてはいるが笑いつつも心は笑っていなかった。
そんな状態の向さんだが、カットしようと思えば編集でカットできたのに一切自分の弱点の部分をカットせずありのまま晒して向き合って行くと動画本編でも話している。
技術的な動画を求めていた視聴者にはがっくりかもしれない。
だがそれ以上に価値のある「弱い自分をしっかり受け入れて、しっかり向き合う」
精神的に強い部分を見せてくれた野球YouTuber向としてのアイデンティティを指し示した動画だった。
まとめ
と上記内容をまとめて支持される理由、支持したくなる理由がここにあるのではないのかと思ったのだ。
僕もこれから向さんを応援していきたい。
そしてムコウチルドレンもみんな野球を続けても続けなくてもいい方向に行ってほしい。
最後に向さんが立ち上げたNPO法人 「バイタル・プロジェクト」を紹介しておく
副理事長兼事務局長の檜澤さんという方の写真の全部が芸人のザキヤマにしか見えないが僕は応援している。
みんな野球やろうぜ!