【ゆるく語る】草野球のマナー、モラルについて考える

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この所重めの風邪を引いたりしてバタバタしてて全然更新できなくて申し訳ないです。

今日からまた更新していきます!

 

本題に入る前の余談だが、

僕といつも一緒に野球をやっているピッチャーのAくんとは、ほぼ毎週色々なチームに体験入部させて頂いてる。

 

おかげさまでほぼ入団決定手前くらいのいいチームに巡り会えたが、そこの活動がない日は一応他にもチームを回っていてその際に巡り合ってしまった

 

やばいチームのお話

 

 

 

 

はじまり

 

具体的な日付や場所などは身バレ防止の為防いで書きますが、これは本当に起こった事実です。

そして今一度"草野球"についての在り方や立ち振る舞いを変えて行くべきだと僕達は思いました。

 

 

ことの始まりはこうだ

あるチームの体験に僕とAくんで行くことになった。

そのチームの特徴として年齢層は10~70とかなりの幅が広いチームで伸び伸びやっているという事が記載されていた。

 

これはいいんじゃないかな?と思い何か一つでも自分の為になるのであればと思いメールしコンタクトをとってこの日に来てくださいと来た。

 

その際に送ったプロフィールは自己紹介文などは割愛するが球歴等のプロフィールはこんなイメージ

経験ポジションは◯◯、希望ポジションは〇〇球歴は◯年です。

Aくんのプロフィールを同じように書いた。

 

了解しました。

当日は何時に◯◯に来てください。

持ちものは◯◯と◯◯です。

当日楽しみにしております。

よろしくお願い致します。

 

無駄のないシンプルで丁寧な返事がきたのでひとまず安心。

メールの内容でもチームの代表がやばいのかどうか判断できる材料になるからだ。

 

当日

 

僕は40分前について着替えつつ軽食をとってアップしていた。

Aくんは電車の遅延により試合開始10分前についた。

 

15分前くらいにチームの人が集まってきて代表の人に電話するが全然でないので仕方なくチームが集まってるところに行き

 

僕「今日参加させていただくなりさんです本日はよろしくお願い致します。代表の◯◯さんいらっしゃいますでしょうか?」

 

というと代表だというかたがスマホ片手に立ってた。

スマホを持ってる姿にあれ?電話したよね?と思ったがとりあえず気にしないことに。

 

軽く自己紹介と球歴と経験ポジション、希望ポジションの話をした。

ベンチ入り直前の10分前にAくん到着。

同じく挨拶させて自己紹介。

 

代表の人がチームについて僕らに軽く説明した。

そして何度も僕らに「出身校はどこ??」って何度も聞いて来た。

その時はめんどくさかったので適当に流したら代表の人が

 

「うちはね◯◯高校を出た人と◯◯大学を出た人が◯人いるからまぁそれなりに強いかもねw」

と言って来た。

あとでAくんから聞いてわかったのだが出身校を聞いてくるチームは上手い人で固めたいらしい。

 

だから野球が強い出身校であるか知りたいらしい。

らしいベースの話なので信憑性はない。

 

雑談が終わりゲート前に集まってる同じチームの人に二人で挨拶に行った。

ここで気になったのが僕らが挨拶しても二人しか挨拶を返してくれなかったのだ。

聞こえないのかと思いちょっと大きめの声でもう一度挨拶した。

 

帰って来たのは

 

 

ウス・・・・

 

 

ウス!?

 

この日の年齢層は30前半から50後半までの人たちだった。

多分僕とAくんが一番若かったと思う。

 

そんな中で"ウス"と虫の息で返された。

 

 

例えるなら入部して2週間しかたっていない中学1年の野球部員のような挨拶だった。

初対面の人にとてつもなく小さい声で"ウス"と返されたのはここまで生きて来て初めてだったのでとても驚いた。

 

僕たちがもっと早く挨拶してれば回避できたのか?

それとも俺らは新参者にはぜってぇ自分から挨拶なんかしねぇ!!てめぇらから挨拶してこいや!まぁこっちが返すかはわからんけどなw

 

というスタンスなのだろうか。

 

モヤモヤしているがアップを開始。

アップ終了後代表が集合をかけた。

僕らを紹介してくれることになった。

 

代表「今日体験入部してくれるなりさんとAくんです。よろしくお願いしま〜す」

僕・Aくん「経験ポジションは◯◯やってました×2 今日はよろしくお願い致します。」

 

一同「・・・・・・・」コクっ(3cmくらいの会釈)

 

 

なんだこの全然歓迎されていないムードは。

むしろなんか威圧してくるというか来んなよオーラ

 

代表からのオーダー発表

基本体験入部の人は打順は頭が多い(1番とか2番)

 

代表「では発表します1番センター◯さん、2番どこどこ◯さん(以下略)」

 

僕・Aくん(あれ俺たち呼ばれてなくね?)

 

代表「二人はDHでw守備は5回からでお願いします。」

 

僕・Aくん(???????!!!!?!?!?!!??!?!?!?!!?!?!?!?!?!)

     「はい・・・」

 

代表「じゃ僕は用事があるので帰ります!wあとは〇〇さんの指示にしたがってくださいw じゃ!お先失礼しますw」

 

僕・Aくん(???????!!!!?!?!?!!??!?!?!?!!?!?!?!?!?!)

 

一同「お疲れ様です!!!!

 

声でか!!

さっき虫の息やったやないか!!!

 

 

てか代表が10分で帰るとは何事なのか?

いや最初にメールで言ってくれよと

 

急に放置されてもなにもできないけどそれをわかってたのかとか色々思う事があった。

 

ということで試合開始

 

 

試合開始

 

後攻スタートで当然僕らは出番なし。

暇なのでAくんとキャッチボール。

 

お互い言いたいことは同じである。

 

なんなんだこの適当チームは

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今までこんなに色々雑なチームはなかった。

年齢層の若いチームでもかなりしっかりしてたので余計にびっくりした。

 

そもそも体験入部に行って5回までベンチって体験させる気ないだろと思いつつもとりあえずキャッチボール。

 

そして紆余曲折あり5回へ

書きたいこと沢山あるけどありすぎてかけないから省略。

ついに5回!その時はやってきた!

 

副監督?的な人に

僕・Aくん「あの〜5回からは僕たちはどこにいけばいいですか?」

副監督?「え〜とピッチャーの子は1イニングだけ投げて。6回からはどこやろうか〜・・・ん〜〜 レフトね。」

 

僕「僕はどうすればいいですか?」

副監督「キミはどこできんの!(威圧)」

 

僕「先ほども言いましたけどショートとセカンドが多いです。」

 

副監督「・・・・・・・・・・・・・ライト・・・・かな。」

 

僕・Aくん「?????????????ライトですか?w」

 

副監督「うん」

 

僕「わかりました」

 

 

なんでポジション聞いたんだ?

 

はてなとびっくりマークが多すぎて多すぎて頭がついていかない

守らせる気ないのか?これ練習試合だよね??ローテーションとかないの??

とか思いつつも守備へ。

 

 

Aくんナイスピッチングで3者凡退。

 

6回からはおじいちゃんが登板。

僕とAくんはライト・レフトのライト兄弟になった。

 

6回の守りでおじいちゃん初回から4連続フォアボールで一点。

次の打者にバントされキャッチャー前なので楽々アウトかと思ったらなんでかサード投げようとして間に合わずでファースト投げようとするもまた間に合わず。

 

 

小学4年生の野球かこれは

 

内野陣は誰も声をかけにいかない。

ピッチャーのおじいちゃんは今にも逝きそうだ。

誰か声をかけてあげればいいのにみんな無視。

 

4連続フォアボールの時点でキャッチャーが声かけに行くなりしろよとか思ったがみんんな"俺はしらね"スタイルを貫いている。

 

なんなんだこのチームは・・・。

 

僕を含めた外野3人は20分近く"立ってる"だけの存在になっている。

 

もう全然球が来ないので思い切ってセカンドの後ろくらいまで前線をあげた。

次のバッターがセカンドの方向に流し打ちしてきてセカンドの頭を超えて僕がワンバンでキャッチ!

 

 

この打球の速さでキャッチしたならばゲッツー間に合うと思い2塁に投げようとした瞬間

 

 

 

 

 

 

 

ショートがフリーズして定位置で棒立ちしている

 

 

 

ここで皆さん思い出して欲しい。

 

???「うちはね◯◯高校を出た人と◯◯大学を出た人が◯人いるからまぁそれなりに強いかもねw」

 

???「うちはね◯◯高校を出た人と◯◯大学を出た人が◯人いるからまぁそれなりに強いかもねw」

 

 

インプレー中だけどイラつきすぎてボールを叩きつけそうになった。

 

そして次のバッターがショート方向に強めのゴロを打った。

6歩右に出れば取れると思った打球。

そのショートは4歩を小走りに走り

逆シングルにはならない程度の打球をわざわざ逆シングルにして"取れねぇよw"アピして取れない風を装いレフトに押し付けたのだ!!

 

当然レフトのAくんもそうなるとは思っていないのでカバーが遅れて2塁打になった。

そしてキャッチャーから

 

 

「レフトもうちょい前来て!!!!!(キレ気味)」

 

 

え?これショートの異常なまでの守備範囲の狭さのせいなのにレフトのせい?

え?待ってそもそも彼は本職ピッチャーだよ?

え?そもそも僕ら体験だよね??なんでキレられてるの??

 

もう不可解なことが起きすぎて頭がついていかない。

 

次のバッターはライトに流して来て僕がライトゴロにしてチェンジ。

 

30分ちょっと守ってた。

 

 

そしてこの後に起きる事が衝撃的すぎて言葉がでなくなったのだ

 

 

何が起きたか

草野球はグラウンド整備も込みの試合時間なので大体10分前には試合の内容に関わらず打ち切られる。

 

試合終了まで10分前。

結構な点差で負けている。

相手チームはそれでも本気で戦ってくれている。

 

1アウトになりそして試合終了5分前

こちらのチームメイトがぞろぞろ動き出した。

 

何をするんだ?と見ていると

 

 

トンボとブラシを用意して1塁線状ギリギリ手前に4,5人で待機している。

 

 

 

ちょっと待ってくれ。

 

試合中だぞ!!

 

相手のチームは今も全力を出して戦っている

むしろあっちは余裕で勝っているのに怠慢なプレーをせず全力で向かって来ているのにこっちはトンボを肩に担いでスマホ片手に1塁線状ギリギリに立っている。

 

しかも1人ではない。

 

 

何度もいうがここの年齢層は小学生や中学1,2生じゃない

 

いい歳したおじさんの集まりだ。

年齢でいうならば会社では上の役職にいてもおかしくない年齢の人たちもいる。

 

 

こいつらいつもこんなことしてんのか・・・?(こいつらとかごめんなさい)

相手のショートがぽかんとした顔でこっちを見ている。

 

 

当たり前だ。

僕とAくんもポカンとしている。

 

 

野球をやっていない人にも今の状況をわかるように説明すると

 

 

定時10分前に周りがまだせっせと仕事をしている中、自分だけ片付けてパソコンをぎりぎり閉じるか閉じないかの瀬戸際にしてカバンを机にだしてずっと時計を見ている。

 

そんな状況だ。

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もうね

まじか?

が止まらなかった。

 

ひどすぎて言葉がでない。

 

会社とかでもやってるのかな?とか思ってしまった。

それとも草野球くらいええやろwくらいの精神なのか。

 

 

考えて欲しい。

試合は9人だけではできない。

残りの9人はコンピューターでもない。

 

生身の人間なのだ。

 

対戦させていただいていることを忘れてはいけない。

相手も月曜から金曜まで一生懸命仕事をしている。

その中で楽しみの野球を土日にしにきているのにこの仕打ちは野球人である前に人としてあってはいけない。

 

僕たちを舐めるのはまだいい。

野球を舐め相手チームの人にも敬意を払わない。

 

 

そんなチームはいますぐ解体して野球をやめたほうがいい。

野球にも相手にも失礼だ。

 

 

 

極め付けはこれだ

試合終了になった瞬間2人のおじさんが「あとよろしく!!w」と言ってグラウンド整備もなにもせずチームメイトと相手に整備を押し付けいそいそと帰って行った。

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言葉がでなかった。

 

 

終わってから何も挨拶とかなく僕ら二人は置いていかれみんなさっさと帰っていった。

 

 

何度もいうが言葉がでない。

今までこんなチームはなかったからだ。

 

・代表が10分で帰宅(あとは放置)

・体験なのに打順は最後で守備は5回から(ポジションを聞いてきて答えるも全くの無視で外野に追い込む)

・なのに文句を言ってくる

・ベースカバーという概念がない(自称強豪校出身)

・簡単なバント処理もできない(自称強豪校出身)

・4連続フォアボールピッチャーを続投(自称強豪校出身)

・相手チームがまだ投げてるのに整備道具を担いでスマホ片手に1塁線状ギリギリで待機

・試合終了と同時に"俺はしらねw"おじさんの即退出

・もちろん挨拶もなし

 

まだまだ書けるが長いからこの辺で割愛。

 

帰り道は文句しかでなかった。

 

 

まとめ

 

・このチームは今すぐ解散したほうがいい

とにかく失礼のてんこ盛り過ぎてびっくりしました。

 

これが"普通"の感覚であるならばだいぶ"普通"からはかけ離れているので今一度見つめ直したほうがいいですよ。

 

 

とにかくこういうことで"野球"の評判を下げるのはやめてほしい。

 

あ、これ自分のチームのことだ!って思うチームがあるとするならばあなたのところです。

 

 

と長くなってしまったがこういう"やばいチーム"に体験できたのもまた人生の深みがました気がしました。

そして同じことを人に繰り返してはいけないと学ばさせていただきました。

 

 

ありがとうございました。